【 規格にかぎらず数値の確認が必要なこと、5ピン作業 】

こんにちは。スポーツキッド いけだです。


今回は”ネジの焼きつき”対応。
通常工具で外せれば良いのですが部品の性質・素材・作成行程の問題があり、ヘックスレンチの掛かりが甘く高トルクであっけなく崩れてしまいました。
と言うわけで最終段階のドリル使った分解作業です。


クランク(スパイダー)とチェーンリングの固定。旧来型はボルト2本での合せ締めです。
PCD(ピッチサークルダイアメーター=ピッチ円直径)や歯の厚み(??SPEED)、アームとの互換など様々な点で規格のチェック必要ですが気をつける点は他にも。そう固定ボルトの長さです。

メスネジはリングとアーム両方にかかっていて、それでいて二枚あわせた厚みから少し短い必要があります。
オスネジはメスネジへのネジ山の掛かりが浅いと壊してしまうため、貫通する必要はありませんがある程度深くまで掛かっている必要があります。

今回は”メスネジが長過ぎて”固定ボルト5本のうち2本が噛み付いてしまったという案件。
5ピンにはシングル用・ダブル用あるので間違わず、且つ数値には気をつけましょう。

作業工賃:3,300円(本来メニューにない特殊作業につきましては要相談の上時間換算での金額となります。)